管理栄養士 中松 宏子
   
No006
 ●はんだま(水前寺菜)の料理   No006 09/3

3月3日入荷 1束500g
具志頭地区
はんだま  和名 水前寺菜 別名 金時草
ハンダマは何といっても、鮮やかな紫色、歯ごたえ、香りが楽しみな野菜です。
それにヌメリもノドごしがよく、薬用効果がありそうでいいものです。
葉の表面は緑色、裏面は紫色で、色も料理に生かしたいものです。昔から血の薬ともいわれ、カロテン、ビタミンB2、鉄分が豊富です。
水前寺菜のいわれは、熊本県水前寺周辺で栽培されてることらしいです。
ハンダマの色素は水溶性のアントシニアンで酸(酢、シークァーサー、レモン汁、クエン酸)と
一緒にすると、紫が鮮やかになります。
ハンダマの酢みそかけ
赤色飯




ハンダマの酢みそかけ
●材料(4人分)
ハンダマ   200g

(酢味噌)
  味噌         大2
  ピーナツバター    大1
  砂糖         大1
  シークァーサー汁   大2

 ハンダマのゆで汁    C1
 片栗粉         小1

●作り方
① 酢みそを作る
 酢みその材料をよく混ぜ合わせる。
② ハンダマは葉のみ茹でて、器に盛る。(きざむとヌメリが出る)
③ 鍋にハンダマの茹で汁と片栗粉を入れよく混ぜて火にかけ、とろみをつける。(とろみがつくまでゆっくり混ぜる)
④ ②のハンダマの上に①の酢みそを盛り、ハンダマの周りに③を注ぐ。

1人分 エネルギー30㎉ 塩分0.4g


ハンダマの赤色飯
●材料(4人分)
   米          C2
   ハンダマ茹で汁+水 C2¼ 
   酢(シークァーサ汁) 大1 
   塩          小½
 白す干        30g
 薄焼き卵      卵1個分
 さやいんげん     30g
 梅人参(茹でたもの)  4枚

●作り方
①ハンダマは葉を沸騰した湯で茹でる。
  葉の紫色が茹で汁にでて、葉が全体に緑色になったら、葉と茹で汁を別々にする。
  (茹でる時に水の分量が多くなると茹で汁の色がうすくなる)
②炊飯器に洗った米、ハンダマの茹で汁、水、酢、塩を入れ普通に炊く。
  炊き上がったら白す干を入れ混ぜる。
③盛り付けの器にご飯を盛り、さやいんげん、薄焼き卵の千切り、梅人参を飾る。

1人分 エネルギー350㎉ 塩分1g