管理栄養士 中松 宏子
 

 
 生姜を使った料理   No039  2012/02

生姜

県産 北部地区より入荷

生姜 

方言名:ソーガ・ソウガー  和名:生姜  中国名:姜(チャン)

南国沖縄でも、寒い折、何かと使うことの多いしょうが、店頭でも根しょうがが気になります。通年出廻ってるようですがふくらっと形、色が良く皮に傷がなく、果肉もしっかりしたものを選びたいものです。
昔から、風の予防、免疫力アップに使われ、薬効植物です。
 料理では、香辛料として和・洋・中・琉球料理に欠かせないものです。又、魚肉のくせをとる、消臭効果、殺菌作用も期待できます。
 辛味成分は、ジンゲロン、ショウガオール、香味成分は、ジンギベロールがあげられます。


生姜と冬野菜のかき揚げ







生姜と冬野菜のかき揚げ
●材料(4人分)
しょうが          20g
大根           100g
大根葉           30g
人参            30g
小麦粉            大3
 (衣)
  卵            1個
  水            大2
  塩            小1/2
  小麦粉          大4
  黒ごま

作り方
① しょうが、大根、大根葉、人参は好みの長さの千切りにする。
混ぜ合わせて、小麦粉を全体にまぶす。
② 衣を作る。
卵を割りほぐし、水と塩を加え混ぜる。
ふるった小麦粉と黒ごまを混ぜ合わせる。
③ 揚げ油を170度~180度に熱する。
④ 1個分の①の野菜をスプーンに広げ②の衣をかけ、さっと混ぜて油に平たく入れて揚げる。

ワンポイント
 カリッとくずれないように揚げるために、千切り野菜は一度ペーパータオルで水気をおさえてから、衣と混ぜるとよい。

1人分
 エネルギー 613kcal  塩分 0.75g

豆乳くずのしょうが、
黒みつ添え




 

豆乳くずのしょうが、黒みつ添え

●材料(2人分)
 芋くず           大1
 豆乳            C1/4
豆乳             C3/4
グラニュー糖         大1
み 黒砂糖(粉)       大2
つ 熱湯           小2
しょうが           10g
ミントの葉
クコの実

作り方
① 鍋に芋くずと豆乳C¼を入れ、ダマダマを残さないように溶く。
残りの豆乳C¾とグラニュー糖を加えよく混ぜる。
② ①を火にかけ木杓子で混ぜながら、火を通す。透明になり、とろみがつくまで、中火で4~5分位。
③ 器に流す
④ みつを作る。
黒砂糖と熱湯をていねいに混ぜる。
⑤ しょうがをすりおろす。
⑥ 盛り付けをする。
③にみつ、おろししょうが、ミントの葉、クコの実を飾る。

1人分
 エネルギー 152kcal

ワンポイント
 豆乳くずは鍋底を焦がさないようにていねいに混ぜる。